メディカル・プラス クリニック大宮 桜井直樹先生へのドクターズインタビュー!「Be YOU」はキレイになりたい女性を応援します!
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広い視点とさらなる探究心で、疾患から美容まで皮膚全般のニーズにお応え | |
No.9 メディカル・プラス クリニック 大宮 院長 桜井 直樹先生
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皮膚科の専門医として培った眼力で、より幅広い治療法をアドバイス | |
Q.先生が、最初に皮膚科医を目指した背景を教えてください。 皮膚科医になろうと思ったきっかけは、私自身が高校までアトピーだったことです。幸い男子高だったのでまだ良かったのですが、顔中が真っ赤になって眉毛が片側ないとか、結構ひどい状態でした。大学へ行ったら女の子もいるしどうしよう…と思っていたら、受験ストレスから解放されたからでしょうか。大学に入った途端、あれだけ辛かったアトピーが自然に治ってしまったのですね。そのときに、肌がきれいになるだけで、こんなにも気持ちが前向きになれるということを実感しました。 Q.その後、美容医療へと進んだきっかけやエピソードはありますか? 大学病院では、レーザー外来・乾せん・アトピーの専門外来で診療を行ってきました。自分の実体験だけでなく、患者さんの治療を通じて、肌に自信を持つことで心の持ち方までも変わってくるということに確信を得ました。ただ、保険の範囲内での治療となると、できることに限界が出てきます。肌の専門医としてより多くの選択肢を持っていたいと思い、美容医療も積極的に取り組もうと決めました。実際、肌が良くなることで患者さんに喜んでいただけ、私自身もとても嬉しい気持ちになれますしね。 Q.先生が日頃から心がけていらっしゃることは、どんなことでしょうか? 医療の基本は、診察・診断・治療の3本柱だと思うのです。治療に関しては、どの方法でもきちんとしたセオリーに基づいて行うわけですから、美容だから特別な何かがあるとは考えていません。どんな医療でも共通していることですからね。でも、こと診察と診断に関しては特に気をつけています。というのも、美容医療は金銭面でも精神面でも、大きな覚悟と不安を持って来院される患者さんが多いと思います。だからこそ、抱えている不安を少しでも取り除き、患者さんに十分納得していただけるよう丁寧なカウンセリングを心がけています。 |
毛穴が目立つ原因って? 毛穴を目立たなくする施術法とは? | |
Q.肌悩みの中でも、ここ最近、毛穴に関する悩みがグンと増えましたよね? 鼻や鼻の周りを中心に、毛穴で悩んでいる患者さんは年齢や性別関係なく多くなりましたね。20代では、皮脂の分泌が盛んになることで毛穴の開きが気になることが多いですが、40代になるとコラーゲン不足による肌のたるみが原因。毛穴が楕円形になることで目立ってきます。30代は皮脂とたるみの両方が重なっていることが多く、それぞれの原因に適した治療が必要です。 Q.毛穴に関して、具体的にどんな治療法がありますか? 夏の紫外線の影響やストレス、毛穴パックのやり過ぎなどでダメージを受けた肌は新陳代謝が落ちてしまい、古い角質が溜まっていきます。そこに、外へ出るべき皮脂が角質と混ざり角栓となります。この角栓が酸化して黒ずんだり、メラニンが増えることで毛穴が目立ってきます。この場合は、毛穴をふさいでいる角栓を取り除くケミカルピーリングが有効的です。 Q.手強いのは、やはりたるみによる毛穴の開きなのでしょうか? たるみが関係してくると、肌のリフティングも考えなければならないですから、よりパワフルにコラーゲンを増やしていく必要があります。そのため、真皮層から皮下脂肪にまで届く高周波エネルギーを当てて、コラーゲンにはたらきかけるRF治療を行います。毛穴だけでなく、顔全体の引き締めや肌のハリがアップしたりと、美肌効果も期待できますよ。 |
クレンジング時の摩擦も肌には大敵! 日常の慢性的なダメージも気をつけて | |
Q.Be YOU(ビー・ユー)読者に向けて、肌全体に関するアドバイスをお願いできますか? 最近気になるのが、若い女性のシミが増えてきたこと。紫外線の影響もあるでしょうが、それなら男性も同じ条件。…なのに、男性の肌の方がキメが細かかったり、色素沈着も少ないですよね。確かに男性より女性の方が皮膚は薄いですし、ホルモンの影響があるのも事実ですが、毎日のメイクの影響も否めません。特に、クレンジングや洗顔で肌を擦り過ぎてしまい、慢性的な刺激の積み重ねによる色素沈着が肝斑(かんぱん)につながる原因ともいわれています。UV対策はもちろん、日常で起きる小さな刺激にも十分気をつけてください。顔を無意識に触る癖がある人も要注意です! Q.先生のクリニックは、エステティックTBCとのサポート体制が整っていると伺っております。クリニックとエステの上手な活用法などを教えてください。 クリニックは、基本的に治療を目的とした医療現場です。悩みを根本から解決するのも大事ですが、ホームケアをはじめ日常のケアも美肌をキープするためには大切なことです。例えば、日常的なケアのひとつとしてエステのトリートメントを入れて、日頃から肌の代謝を高めて相乗効果を狙うというメリットはあると思いますよ。 Q.最後に、先生の今後の目標や夢を教えてください。 美容だけに限らず、医師として自分の引き出しを多く持ち、様々な疾患やニーズに応えられるよう勉強を続けていきたいですし、勉強しなければいけないと思います。また、皮膚科が私のベースですので、皮膚全般を広い視点でより深く追求したいですね。皮膚科医としての可能性を広げつつ、その中で美容という観点を持ち続けていきたいです。 |
【編集後記】 スラッとした長身に、キリッと結んだロン毛が似合う桜井先生。お気に入りのジャン・ポール・ゴルチエの洋服を着こなすために、ジムで身体を鍛えることに余念がないとか。「何でキレイになりたいのか? 」と目的を明らかにすれば、自然に行動が伴ってきますよと美の秘訣も教えてもらいました。私達の質問全てに、とても丁寧に答えてくれたさわやかイケメンドクターです♪ |
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