Q.はじめに、美容医療に取り組むきっかけになったことやエピソードを教えてください。

今から25年程前、美容外科がまだ多くなかった医学生時代に、実際の美容医療現場を見学した事がきっかけです。医大卒業後は救急医療に進みましたが、創業者である現在の総院長の「美容医療で日本一になろう」という熱い夢に共感したことから、当院発足初年度より診療にあたっています。

Q.開院当初と比べて、どんな変化を感じられますか？

昔は、手術単独をご希望する患者さんがほとんどでした。今は、レーザー脱毛・光やレーザーによる美肌・注射など、ちょっとした時間に施術を繰り返し受けになる方も多くなりました。これまで美容外科に興味のなかった方もいらっしゃるようになり、10代〜80才と幅広い年齢層の患者さんが来院しています。気軽に受けられる施術が増えた事と、低価格でハイクオリティな結果が得られるという事が浸透してきたのだと思います。

Q.印象に残っているエピソードなど、ありますか？

開院してまだ間もない頃、「お化粧を1度もしたことがない」とおっしゃられた女性が、顔全体(二重・鼻・アゴ)の手術を行いました。その1カ月後、真っ赤な革ジャンにメイクばっちりで来院された時、とても美しく輝いていたのですね。人を変えるパワーは無限大だなって感じました。そして、このようなパワーを必要とする多くの方々の力になりたい！ と実感しました。

Q.先生が日頃から、医療現場で心がけていることはどんな事でしょうか？

明るく、やさしく、親切、丁寧に患者さんに接すること。まずは、患者さんご自身の悩みを気軽に話せる雰囲気づくりを心がけています。そして、どなたが受けられても、安全かつお手頃な料金を実現し、できるだけ沢山の患者さんに美容医療の素晴らしさを実感していただきたいと思っています。

Q.数ある施術のなかで、先生がオススメする施術は何でしょうか？

ヒアルロン酸注入法は、手頃な価格設定で実感できるオススメの施術です。ホウレイ線、口角、鼻筋、アゴなどに、ヒアルロン酸を注入することで、ふっくらとした若々しい印象になります。最近の人気は、目頭から外側に向かって斜め下方向に出てるシワにヒアルロン酸を注入して、“微笑美人”を目指す方も増えています。

Q.ヒアルロン酸注入は、バストアップにも有効的ですよね？

当院で行っている「ヴィーナスバスト」は、体内にもともとある物質のヒアルロン酸を使用したバストアップ法です。約15分程で、いつでも1カップから1.5カップほどボリュームアップできます。感触や見た目も自然で、翌日から通常の生活に戻れます。

Q.加齢に伴い、表情のシワも何とかしたいと思いますが…

表情筋によるシワには、ボツリヌス・トキシンによるプチシワ取りがオススメです。眉間の縦ジワや額を横に走るシワ、目尻の放射状のシワは、表情筋の動きが原因でつくられます。ボツリヌス・トキシンはタンパク質の一種で、筋肉の収縮を弱める働きがあります。また、アレルギー等の心配もなく、シワ以外の顔の表情に影響を及ぼすことはありません。

Q.アンチエイジングのポイントは？ また、先生ご自身が若さを保つために心がけていることも教えてください。

アンチエイジングのお悩みは、早くからご自身のコンディションを気遣うことが大事ですね。もちろん、見た目のコンプレックスを解消していくのと同時に、内側からキレイになる気持ちも大切。そのためには、笑顔を絶やさずストレスを溜めないこと…でしょうか。適度な有酸素運動も心がけています。それから、常に新しい事柄に興味を持って、楽しく暮らす工夫をしています。友達もなるべく自分よりも若く（できれば10歳以上）、他業種の仲間をつくることで刺激を受けています。

Q.最後に、Be YOU（ビー・ユー）読者へ向けてメッセージをお願いします。

美容医療は、いつでも誰でも気軽に受けられるごく身近な医療です。患者さんひとりひとりに、オーダーメイドのメニューで、最も効果的でふさわしい治療をご提案いたします。最近は、カラダに優しい施術や手術が考案されて、ダウンタイムが短く、日常生活に支障をきたすことが少ない方法が選ばれる傾向です。まずは、スキンケア・アンチエイジング・点滴治療などからスタートされることをオススメします。早く始めるほど、周りの方との差が大きく感じられますよ。