弾んだ肌でシワもピンッ!原因を知ってシワを制する

Pick up! 2008/03/19 そこに刻まれたシワはどのタイプ? 弾んだ肌でシワもピンッ!原因を知ってシワを制する
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Pick up! 2008/03/19
~そこに刻まれたシワはどのタイプ?~
弾んだ肌でシワもピンッ!原因を知ってシワを制する

顔の第一印象やエイジングを感じる代表的なサインといったらシワ。鏡を見ながら、「この1本の線。アイロンをかけるようにピシッ! となってくれればいいのに……」とため息まじりになってしまう人は多いかもしれません。発見してしまうのは、ある日突然。なのに、いざなくそうと思うとなかなか取れないもの。シワは、日常の小さな積み重ね。知らず知らずのうちに顔の上に刻まれているのです。

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シワのタイプや原因を知って、早い段階で的確な対処が決め手!
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あなたのシワは、何タイプ?
シワは、肌の表面にできた溝が目立つようになったもの。大きく分けて「表皮性」によるものと、「真皮性」によるものと2種類あります。表皮性によるシワは、主にターンオーバー(肌の新陳代謝)の低下や肌の乾燥によってできる、比較的浅いシワ。一方、真皮性によるシワは、皮膚の奥でハリを保つ働きをするコラーゲンやエラスチンなどの減少によってできる深いシワのことをいいます。また、顔全体の筋肉の衰えによるたるみが、シワを招くこともあります。真皮性によるシワは、肌のたるみと大きく関係します。
シワ全般にいえることは、毎日のスキンケアで肌を強くこすり過ぎたり、むやみに引っ張ったりすることなど、ちょっとした日常の癖や間違ったスキンケアもシワを招く要因になるので要注意! できてしまったシワが、どちらのタイプなのか? どんな原因からきているのか? で、その対策も変わってきます。もちろん、シワを発見したら早目に手を打つことに越したことはありません。では、シワのタイプによって、それぞれどんな対策を取ったらいいのでしょう。


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ホームケアでの対策が行いやすいシワ
・小ジワ
肌の乾燥が原因でできる、まだ浅い状態のシワ。乾燥しやすい目元や口元など、年齢を重ねていない若い世代でも見られることもあります。「カラスの足跡」と呼ばれる目尻のシワでも、指先で軽く広げるとシワが消えるという状態であれば、小ジワといえるでしょう。ただし、これといった対策を何も取らず、そのままにしておくとシワは深くなってしまいます。化粧水や美容液などで十分な水分補給、乳液やクリームなどで皮脂膜の保護が必要です。紫外線にあたることも、肌の乾燥を招きます。毎日の紫外線対策もしっかりと行いましょう。

・ちりめんジワ
文字通り、細かくちりめん状にできるシワのこと。小ジワ同様、肌の水分不足が原因となる他、急激なダイエットによるものや、体調不良で肌への栄養が十分に送られていないときなどでもできる場合があります。保湿力を高めるスキンケア、肌の基礎体力を高める良質なたんぱく質やビタミンの補給、滞りがちな血行を高めるためのマッサージなども効果的です。
肌表面のケアだけに留まらず、身体の内面から整えていくことも積極的に行っていきましょう。


年齢とともに根深くなるシワは油断大敵! 見つけた段階で食い止めることが重要
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原因も複雑になる手強い真皮層のシワは
ホームケア+クリニックの処方で

年齢や重力に逆らうことはできませんが、そのまま放置しておくのは悲しいもの。もちろん日々の積み重ねでできたシワは、対処にもそれなりの時間と努力が必要です。できてしまったシワを嘆く前に、これ以上シワが進んで深くならないよう心がけていく前向きな姿勢も大切なポイントです。

・大ジワ
放っておいた小ジワが深くなったり、年齢と共に肌の弾力が失っていくことによってできる深いシワ。真皮層のコラーゲンやエラスチンの破壊や変性による影響も高く、大ジワになるとスキンケアで消すことはかなりの困難レベル。深い溝になってしまう前の早めの対策をしたいものです。そのためには、肌の弾力を高めるケアが必須。肌を支えバネ的なはたらきをするコラーゲンを強化するスキンケアアイテムや、食事・サプリメントなどを活用するのも対策のひとつです。ヒアルロン酸やコラーゲンの注入で肌をふっくらと底上げしたり、高周波の光治療器で肌を細胞レベルで活性化していくクリニックの処方もあります。また最近では、鼻を高くしたりスマートなアゴにしたりする方法で知られるプチ整形のひとつ、アクアミドジェルも効果の持続性の高さからシワ対策に期待されている方法です。

・表情ジワ
泣いたり笑ったり怒ったり、日常の表情によってできるシワ。代表的なのは、額の横ジワ、眉間の縦ジワ、笑うとできる目尻のシワ、鼻から口元にかけてできるほうれい線などが挙げられます。顔には、約40数個にも及ぶ表情筋があり、表情の変化に伴って筋肉を収縮させています。ここでできるシワが、肌弾力の低下+筋力の低下で元に戻らなくなり、同じ表情を繰り返すことによってやがて深い溝へとなっていきます。衰えた表情筋を鍛えるためのフェイスストレッチを行ったり、ボトックス注射で筋肉の動きを緩和する方法などはよく知られているシワ対策。また、「表情ジワができるから、なるべく笑わないようにしている」なんていう会話も耳にしますが、これはちょっとナンセンス。表情が豊かな女性は、見ていてやっぱり素敵なもの。魅力に結びつくシワと悪印象に見えるシワとの見極めも大事ですよね。