秋の夜長は寝不足に注意!お疲れ顔に見せないクマ対策

Pick up! 2008/10/23 クマのタイプを知って適切なケアを 秋の夜長は寝不足に注意!お疲れ顔に見せないクマ対策
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Pick up! 2008/10/23
~クマのタイプを知って適切なケアを~
秋の夜長は寝不足に注意!お疲れ顔に見せないクマ対策

“食欲の秋”“スポーツの秋”“読書の秋”“芸術の秋”…etc. 皆さんそれぞれの秋を満喫されていますか? 一方で、「秋の夜長」といわれるように、この季節はつい夜更かしになりがち。本やDVDに夢中になっていたら、あっという間にこんな時間!? なんてこともあるのでは? 寝不足が続くと、目の下にくっきりできたクマが気になるもの。でも、たとえしっかり眠れた翌朝でも、一向に取れないクマにお悩みの人もいますよね? そこで今回は、顔色の悪さにも影響するクマについて。

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圧倒的に多いのは、血行不良による青グマ
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青グマには、温冷効果で血行をアップ!
年齢、性別も問わず、疲れや睡眠不足がたたって目の下にうっすらとできる影が青グマ。マンガでも、主人公が「昨夜、寝られなくて…」とげっそりとした顔には、決まってといっていいくらい目の下に線が入っているアノ状態です。青グマの主な原因は、血行不良。睡眠不足はもちろん、溜まった疲れや目を酷使した後などは、血液の循環が悪くなりうっ血している状態。その血液の色が、目元の薄い皮膚に透けて見えているのです。同じ睡眠不足でも、血行のいい人は赤くなることに対して、血行の悪い人は青黒くなりがち。冷え性や貧血気味の人が多い女性は、青グマに注意したいものです。

こんなときは、代謝そのものを高める栄養ある食事、そしてよく眠ることが一番。それでもなかなかクマが取れないときは、目元に熱々のホットタオルと冷たいタオルを交互に当てて、血行を高めることも効果的です。また、「一時的なものだし…」「誰でもできるし…」と青グマを放置しているのは、ちょっといただけない。積もり積もった青グマは、年齢とともにますます取れにくくなってしまいます。


年齢とともに、青から茶へ。ダメージによる色素沈着でできる茶グマ
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力任せのクレンジングで肌を傷めていない?
年齢を重ねるとともに、シミや顔全体のくすみが気になるのと同時に、クマも茶色っぽい感じに。先の青グマをそのままにしていることも原因のひとつですが、私たちの目は無意識で1日に数えきれない程のまばたきをしています。ただでさえ、目元が激しく動くことで薄い皮膚に負担がかかっていますし、アイメイクを落とすときにゴシゴシと擦って、自らの手で目元にダメージを与えている人も多いですよね。小さなダメージを受け続けた肌は、やがてターンオーバーが乱れ、メラニンを上手に排泄できなくなり色素沈着を起こしてしまいます。これが、茶グマの正体。

こんなときは、まずこれ以上目元にダメージを与えるようなことを避けること。顔全体と同じように、目元の小さい部分まで抜かりなく紫外線対策を。アイメイクをオフするときは、肌を擦らないようにできるだけダメージを最小限に抑えた丁寧な方法を。また、ビタミンCやビタミンBを積極的に摂ったり、ツボ押しなども効果的。クリニックで処方しているハイドロキノンをはじめとする美白剤を活用したり、レーザー照射で肌そのものの代謝を高めることも有効的です。


もっと複雑になるのが、たるみやシワで影になる黒グマ
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黒グマには肌トータルのエイジングケアを
目元の皮膚は薄くて、デリケート。乾燥もしやすく、よく動く部位だからこそシワもできやすい。黒グマになると、目の下の細かいちりめんジワがいくつも重なって影に見える場合や、肌のたるみによって目の下が窪んで影に見える場合など、原因はもっと複雑に。骨格の絡みで、目袋や涙堂が膨らんでいる人は黒グマになりやすいともいわれています。黒クマ対策にはコレ! と簡単に解決できるものではありません。やっかいだからこそ、年齢に伴う肌の悩みとトータル的に解決していきたいものです。

青グマ対策、茶グマ対策をきちんと行ったうえで、ビタミンEやコラーゲン配合のたるみ対策用の化粧品を取り入れたり、日常の生活面でもエイジング対策を意識していきたいもの。目の下をふっくらとさせるヒアルロン酸注射など、クリニックで行う施術はクマ解消にもプラス。最近では、肌の若返りを目指す再生医療も、デリケートな目元でも可能になっています。目元が少し変わるだけで、顔全体がイキイキとして見えるから不思議ですよね。