編集部ポピュラーで気軽になってきた二重まぶたの施術ですが、埋没法に種類などあるのですか？

先　生埋没法は、まぶたに糸を埋め込んで皮膚を切らずに二重のラインを作る施術で、皆さんもよくご存知の方法ですよね。そのなかで、糸を埋め込む場所によって、挙筋法と瞼板法という二つの方法に分けられます。

編集部早くも、あまり聞いたことのない単語が…。それぞれの特長はどういうものですか？ また、リスクなどもあるのでしょうか？

先　生挙筋法は、ラインがしっかりつき、目を開かせる事ができる方法で、高度な技術が必要なため、ドクターの技術により仕上がりにとても差が出ます。技術のないドクターの場合、時として眼瞼下垂を起こすこともあります。瞼板法は、腫れにくい半面、角膜を傷つけたり、瞼板変形を起こしやすく、挙筋法に比べてラインが取れやすい傾向にあります。また、瞼板の傷や変形によって、眼科の検査で二重手術を受けたことがすぐにわかってしまうという欠点もあります。

編集部先生独自の「真崎式オリジナル二重」というのはどういうものですか？ 詳しく教えてください。

先　生当院では、埋没式挙筋短縮法（ミュラー筋短縮）を応用した独自の方法を行っています。「切らない」、「腫れない」、「取れない」、「痛みのない」のが特長で、まぶたを開く方向で固定するので直後でもほとんど腫れることもなく、とても自然です。痛みのないように工夫された麻酔を行い、施術中の痛みも最小限に抑えます。 所要時間は10〜15分程度。手術というよりは、処置に近いくらい簡単な方法です。糸で１〜2箇所留めるだけなので、傷跡が残らないのはもちろん、二重の幅やラインも自由に選べます。何らかの理由で元に戻したくなったり、やり直したい場合も比較的簡単。他院の修正手術も可能です。この方法は、眼瞼下垂の治療法としても大変効果があって、切らずにまぶたの開きを良くします。アイメイクは翌日から可能。コンタクトレンズを使用している方は、翌日から使用が可能ですよ。

編集部この施術はどんな方にオススメですか？ また、二重手術を考えている方にメッセージをお願いします。

先　生切開法で傷が目立ったり、思い通りのラインではない仕上がりの場合、100%元に戻す事は不可能ですが、埋没法であれば、元に戻せるリバーシブルな施術なので、皮膚は切りたくない方はもちろん、試しに二重にしてみたい方にはオススメな施術です。また、普段アイプチやアイテープなどを使用し、まぶたの皮膚が荒れてしまっている若い層の方から、目の上の皮膚のたるみや下垂は気になるけれど、切りたくない方には特にオススメな施術です。ただし、一言で二重手術（埋没法）と言っても、それぞれのクリニックやドクターの技術によって仕上がりにとても差が出ます。技術により、二重のラインが取れたり、下垂を起こす場合もあります。症例写真をホームページでチェックするなど、慎重にクリニックを選んでいただきたいですね。

編集部施術以外でも、先生のクリニックではユニークなシステムを導入しているとのことですが…

先　生当院では、患者さんに安心していただき、満足度の高い施術を受けてもらえるように、“トライアルシステム”というのを取り入れています。多分、美容業界初じゃないかなぁ。どういうことかというと、例えば施術結果にご満足いただけなかった場合、手術直後に元の状態に戻し、施術費用を返金します！ ということ。これなら、安心でしょ？ そう公言している以上、私だって真剣ですよ（笑）。患者さんに、心から満足してもらえるような技術を磨くこと。そして、先端技術の研究を今後も続けていきたいと思っています。麻酔のかけ方や手術に使用する極細の糸に至るまで、こだわっています。