種類ごとに適したケアで手強いシミを一撃

Pick up! 2007/06/08 あなたのシミは何タイプ?種類ごとに適したケアで手強いシミを一撃!
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Pick up! 2007/06/08
~あなたのシミは何タイプ?~
種類ごとに適したケアで手強いシミを一撃

紫外線に注意する時季は、同時に美白対策にもこだわりたいシーズン。ここ数年の美白ブームで、何かと鏡の前でのチェックに余念がない人も多いのでは? そんなときに発見しがちなシミ。見つけた時のショックといったら、「あっ!」と言ったまま立ち尽くしてしまう程。しかし、できたシミで悲しんでいる場合ではありません。
「さあ、コレをどうするか?」そう思うことがキレイへの秘訣。シミを知ってシミを制する。負けてなんかいられません!

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えっ? いつの間に?…シミができるメカニズム
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メラニン色素って本当に悪者?
「あっ! こんなところに」「えっ? いつの間に!? 」シミの発見は、何の前触れもなくある日突然…、そんな経験のある人、結構多いですよね? シミの元になるのは、肌の内部でつくられるメラニン色素が原因ということは知られていることですが、肌を保護するうえで大切な役割も担っています。

紫外線を浴びたり、肌が何らかの刺激を受けた時、内部にあるメラノサイトの中でメラニン色素をつくるはたらきが活発になり、肌を守ろうとします。つくられたメラニン色素は、ターンオーバーと共に肌の表面に押し上げられ、最終的には垢となって皮膚表面からはがれ落ちるという流れが、もともと肌が持っているサイクル。メラニン色素の生成と排出のバランスが保たれている状態です。
しかし、紫外線量の増加や空気の汚染など肌を取り巻く環境は苛酷になるばかり。そのうえ、加齢やストレスなどで肌の代謝も落ち、メラニン色素の生成と排出のバランスが崩れることで、結果シミやソバカスなどの色素沈着を生じます。



シミにも種類がある。見つけたシミはどのタイプ?
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紫外線対策も美白ケアは基本中の基本
シミのタイプを知って、シミを制する

ひとくちに「シミ」といってもいくつかの種類があり、原因も様々です。間違えた自己判断で、かえってシミを濃くしてしまうことにもなりかねません。気になるシミがどのタイプなのかをきちんと把握し、適したケアを行うことがシミ対策の第一歩です。
代表的なものをいくつか挙げると…

◆肝斑(かんぱん)
額や頬、口の周りなどに出現しやすく、30代~40代の女性に多く見られるシミの代表で、左右対称にできやすいことも特徴。紫外線はもとより、女性ホルモンのバランスとも関係しているといわれている。ケミカルピーリングなどで肌を活性化させたり、ホルモンバランスを整えることがポイント。

◆ソバカス
遺伝的な原因が多く、後天的にできるシミとはタイプが異なる。子供の頃からできることが多く、成長とともに増える傾向があり、思春期がピークといわれている。紫外線の影響で濃くなることもあり、色が白く日焼けしやすい人に多いともいわれている。


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◆炎症によってできるシミ(炎症性色素沈着)
かぶれやニキビなど、肌が炎症を起こした後にできるシミ。化粧品やブラシやタオルなどの生活雑貨でも刺激を受けるケースもある。ターンオーバーとともに自然と消えることが多いものの、なかなか消えない場合はピーリングなどで肌代謝をアップすることも重要。

◆老人性色素沈着斑
シミの中で最も種類が多いタイプ。長年に渡って浴びてきた紫外線が影響していることが多く、顔だけでなく胸や腕、手の甲、すねなどにも出現する。大きさ、形も様々で、色も濃くなればなるほど手強くなる。イボのように盛り上がる場合もあり、レーザーなどで取るケースも多い。見つけたら早めにケアをすることが大事。


紫外線対策や美白ケアを行うことはもちろんですが、シミを発見したらまだ薄いうちに適した対策を行いましょう。また、一度シミを発見してしまうとどうしてもそこに目がいきがちにもなるのも女性心理。気にしてしまうということもストレスとなり、シミがなくならない原因にも繋がります。気にしている間にイチ早く何らかの手を打つことが、シミ対策の基本です。