曇りや雨の日はノーガード?
“紫外線対策は、1年中通して”ということも、美肌のためにいわれていること。しかし、雨や曇りの日は何もしない…という人は、まだまだ多いと思います。
紫外線が降り注いでいるのは、お天気のいい日だけではありません。確かに、晴れの日に比べて紫外線の量は少なくなりますが、曇りでも晴れの日の約50〜80%程、雨の日でも約30%の紫外線が注がれているという現実。たとえ少ない紫外線量でも、ちりも積もれば…ですね。
また、「室内にいるから大丈夫! 」という思い込みも落とし穴のひとつ。真皮にあるコラーゲンの破壊も起こすUV-A波は、窓ガラスさえも通り抜ける怖い存在。特に紫外線が強くなる4月〜9月は、お天気に関わらず、そして外へ出るor出ないに関わらず、朝のスキンケアで紫外線対策を意識していきたいものです。
もしもやってしまったときは、少しの反省と潔さも大事
できるだけ紫外線を浴びないための努力をする一方で、私たちの日常生活で紫外線から100%肌を守ることはとても難しいということも、どこか頭の片隅に置いておきましょう。うっかり日焼けをしてしまったときや、シミができてしまったときは、少しの反省と一緒に潔い気持ちも大事。ネガティブになっていつまでもクヨクヨしていたら、それがストレスになり、過剰なメラニンを生成する原因にもなりかねません。シミをつくらせないことや、日焼けをしないことに越したことはありませんが、いざというときにはクリニックの治療があることもお忘れなく。化粧品では配合量の限界がある美白成分の処方や、レーザー治療、フォトフェイシャルなどでケアできる選択肢があることも覚えておいてください。これからますます紫外線が強くなります。紫外線対策の落とし穴に注意しながら、これからの季節を過ごしていきましょう。
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