Pick UP -豊胸術

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豊胸術
豊胸術
豊胸術には、本格的な手術から、注射だけで手軽に行えるプチ整形まで、さまざまな方法があります。あなたの理想のサイズ・形のバストにするには、どの方法がいいのでしょうか? 自分の希望や体格、ライフスタイルと照らし合わせて、考えてみましょう。

豊胸術

公開日 2019年03月
豊胸術の主な方法について解説します。

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人工乳腺バッグ(シリコンバッグ・シリコンプロテーゼ)でバストアップしたい

人工乳腺バッグ(シリコンバッグ・シリコンプロテーゼ)でバストアップしたい
人工乳腺バッグ(シリコンバッグ・シリコンプロテーゼ)法

人工乳腺バッグ(シリコンバッグ・シリコンプロテーゼ)を挿入して、バストを大きくする方法です。2カップ以上大きくしたい人、半永久的な効果を期待する人に適しています。

人工乳腺バッグを「挿入する部位」
人工乳腺バッグを挿入する部位は、「大胸筋下」「乳腺下」「筋膜下」の3カ所です。希望や体格に合わせて選択します。
  • 大胸筋下 大胸筋下 大胸筋の下に人工乳腺バッグを挿入します。大胸筋は分厚い筋肉なので、バストに触れたときに人工乳腺バッグの感触がしないのが特徴で、形もなだらかで自然です。乳腺や皮下脂肪が少ない人、皮膚が薄い人、元のバストが小さい人に適しています。
  • 乳腺下 乳腺下 乳腺と筋膜の間に人工乳腺バッグを挿入します。人工乳腺バッグの動きや、やわらかさがよく出るのが特徴です。バストにある程度ボリュームがある人や、加齢や授乳でバストが垂れたりシワシワになったりしている人、皮膚が厚い人に適しています。
  • 筋膜下 筋膜下 大胸筋の筋膜の下にスペースを作り、人工乳腺バッグを挿入します。筋肉を傷つけないので痛みが少なく、回復が早いのが特徴です。また、人工乳腺バッグの輪郭が浮き出ることを防ぎ、筋肉収縮によるバストの変形を回避します。
人工乳腺バッグ挿入のために「切開する部位」
人工乳腺バッグを挿入するために切開するのは、主に下記の2カ所です。
  • ワキの下 ワキの下 ワキの下のシワに沿って4センチ程度切開し、人工乳腺バッグを挿入します。傷はシワと同化していくので、目立ちません。
  • アンダーバスト アンダーバスト アンダーバストのラインに沿って4センチ程度切開し、人工乳腺バッグを挿入します。傷はサイズアップしたバストに隠れますが、目立たなくなるまでに半年から1年程度かかります。
人工乳腺バッグの「表面加工」
人工乳腺バッグの表面加工は、主に下記の2種類です。
タイプ テクスチャードタイプ スムースタイプ
感触 ざらざら なめらか
メリット 被膜拘縮が起こりにくいので、手術後のマッサージは不要です。 手術後にマッサージをすることで、やわらかな触り心地のバストに仕上がります。
デメリット スムースタイプと比べると触り心地が硬く、動きの滑らかさもやや劣ります。 体質によっては、被膜拘縮のリスクが高まります。
人工乳腺バッグの「形状」
人工乳腺バッグの形状は、主に下記の3種類です。
タイプ ラウンド(丸型) アナトミカル(しずく型) ハイブリッド(立つとアナトミカルで、
横になるとラウンド)
形状 ラウンド アナトミカル ハイブリッド
メリット 痩せ型で、元のバストが小さい人でも、しっかりボリュームが出せます。 ある程度のサイズがあり、さらなるボリュームアップを目指している人に適しています。立っているときは自然です。 立っていても、横になっていても自然です。
デメリット 上側の輪郭が目立ってしまうことがあります。 横になったときに、不自然になる場合があります。  
人工乳腺バッグは「抜去」や「入れ替え」も可能
人工乳腺バッグ抜去 人工乳腺バッグ抜去
人工乳腺バッグ抜去

「仕上がりが気に入らない」「違和感を覚える」「人工乳腺バッグの輪郭が浮き出て見える」「人工乳腺バッグを入れておくことに不安を感じるようになった」などの場合には、人工乳腺バッグを抜去することができます。

人工乳腺バッグ入れ替え 人工乳腺バッグ入れ替え
人工乳腺バッグ入れ替え

「バストの大きさや形を変えたい」というときは、いったん人工乳腺バッグを抜去し、新しい人工乳腺バッグに入れ替えることができます。

メスは使わず、注射でバストアップしたい

ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入

顔のシワなどに使うヒアルロン酸より分子の大きい、バストに適したヒアルロン酸を注入するプチ整形です。バスト全体を大きくするのはもちろん、注入する部位によって、「デコルテにハリを出す」「谷間をつくる」「外側にボリュームを出す」などのデザインメイキングが可能です。また、左右の大きさのアンバランスを整えることもできます。施術時間は15〜30分程度で、注入後すぐにバストアップします。個人差や、使用するヒアルロン酸製剤による差はありますが、効果の持続期間は1〜2年程度です。

異物を入れずに、自分の組織でバストアップしたい

脂肪注入法
脂肪注入法

サイズダウンしたい部位の脂肪を吸引して、バストに注入する方法です。異物を使わないので、アレルギーの心配がありません。自分の脂肪なので、本物のバストに近い感触に仕上がります。ただし、脂肪の中に不純物が含まれるため、生着率*は20〜30%程度とあまり高くありません。

*生着率とは、注入した脂肪がバストに残る率のことです。

コンデンスリッチ脂肪注入法
コンデンスリッチ脂肪注入法

吸引した脂肪から不純物を取り除き、良質な脂肪細胞だけを濃縮(コンデンス)してバストに注入する方法です。生着率は従来の脂肪注入法より高い、50〜60%程度です。

幹細胞(セリューション)脂肪注入法
幹細胞(セリューション)脂肪注入法

吸引した脂肪から不純物を取り除いたピュアな脂肪細胞に、活性化した幹細胞*を加えてバストに注入する方法です。これにより、生着率が飛躍的にアップしました。いったん生着した脂肪は半永久的に残るので、長期的にバストアップ効果が得られます。

*幹細胞は、指示された細胞へと分化(変化)したり、自らを複製・再生したりする能力を備えた細胞です。脂肪の中に注入すると「脂肪になるように」との指示を受け、脂肪へと変化します。

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