あなたは大丈夫？ 歯周病セルフチェック
歯周病は、静かに進行していく「Silent Disease（静かなる病気）」です。気づいたときには手の施しようがなく、歯を抜かざるを得ないことも…。そうならないためには、早期に見つけて、進行を食い止め＆改善する必要があります。以下の症状がある場合は、すでに歯周病になっている可能性があるので注意しましょう。- 歯ぐきが赤く腫れている
- 歯と歯の間にすき間ができた
- 歯ぐきから血が出る
- 歯がぐらぐらする
- 歯ぐきを押すと膿が出る
- 口がネバネバする
- 歯ぐきが下がってきた（歯が長い）
- 口臭が気になる
しっかりケア！ 予防の基本はプラークコントロール
歯周病で歯が抜けてしまうと、おいしく食事をとることができなくなり、栄養状態が悪化しがちです。また、歯周病の原因菌は全身を巡り、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などのリスクを高めます。たかが歯周病とあなどらずに、しっかり予防しましょう。歯周病の予防は、原因となる歯垢（プラーク）をきちんと落とすことが基本です。
■ 毎日の歯磨き
毎日の歯磨きで、きちんと歯垢を落としましょう。とくに重要なのは、歯周ポケットの歯垢を取り除くことです。
■ 歯科医院での定期健診
歯科医院で定期的な健診を受けることも、歯周病の予防に欠かせないことです。歯周ポケットのケアがきちんとできているかを確認してもらい
、落としきれていない歯垢や歯石（歯垢の塊）は、プロにしっかりクリーニングしてもらいましょう。
歯周病になったら… すぐに治療をスタート！
軽度の歯周病であれば、歯のクリーニングや、細菌を減少させるレーザーの照射で治りますが、中度以上に進行している場合は、外科治療が行われます。
■ 歯槽骨の再生
歯ぐきを切開し、溶けた歯槽骨に骨補填剤を充填します。
■ 歯槽骨の整形
歯ぐきを切開し、凸凹になった歯槽骨を滑らかに整えます。
