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男性/女性 薄毛のお悩み
薄毛は男性の悩みだと思われがちですが、女性も薄毛に悩んでいる方は多いです。ホルモンやストレス、年齢など問題はさまざま。いずれも早期の対策がオススメです。

薄毛の原因

薄毛の多くはAGAといわれています。
AGAは日本人成人男性に多くみられる、脱毛の種類のことで、和訳すると「男性型脱毛症」です。
AGAの原因は、体内で分泌される男性ホルモンの「テストステロン」が、脱毛を引き起こすと言われています。
おもに頭頂部の薄毛や生え際が後退していく、進行性のある疾患です。
しかし現代においては薄毛の問題は、男性、女性を問わず発症します。
女性の薄毛を招く原因は複数ありますが、主に女性ホルモンと血流の低下が、大きな要因と言われています。
これら薄毛の問題に対する現代の治療方法はさまざまあります。
もっとも一般的なものは投薬治療です。
投薬治療の中では、抜け毛を「抑える系の薬」と「発毛を促す系の薬」が勧められています。
他には頭皮に直接、発毛を促す薬剤の使用や、注入治療、自分の毛根を移植する自毛植毛があります。
内服薬
(抜け毛を抑える系)
内服薬
(発毛を促す系)
薬剤塗布の治療 注入治療 自毛植毛
効果 薄毛の進行を抑えます。すでに無くなってしまった毛髪の再生は難しいです。 薄毛の発毛を促します。すでに無くなってしまった毛髪の再生は難しいです。 医学的には、ミノキシジル含有の育毛剤のみが、効果が認められています。 定期的な治療で成長因子を与えることで、毛母細胞を活性化させます。すでに無くなってしまった毛髪の再生は難しいです。 自分の毛髪の移植により、薄毛や完全に消失してしまっていても解消が可能です。移植毛後は半永久的に生え変わるため、劇的な効果があります。
デメリット AGA治療のため、女性は使用不可。副作用も確認されています。効果の確認に半年間の継続使用が必要。効果や副作用には個人差があります。 男女ともに服用可。副作用も確認されています。効果の確認に半年間の継続使用が必要。効果や副作用には個人差があります。 副作用も確認されています。頭皮のかゆみや、循環器系の副作用が報告されています。1日2回の塗布など手間がかかります。 専門の医療機関でしか受けられません。発毛効果が表れるまでに3ヵ月〜半年程掛かってしまいます。 外科的に毛根の移植手術を行うため、専門の医療機関でしか受けられません。また術後からダウンタイムがあります。包帯などの頭皮の保護が必要です。
コスト 処方箋が必要なため医師の診察が必要です。継続費用が必要です。 処方箋が必要なため医師の診察が必要です。継続費用が必要です。 初期費用は比較的安価でスタートできます。継続費用が必要です。 1クールはある程度まとまった費用が必要です。また、アフターフォローの継続費用が必要です。 手術費用は高額ですが、一度の治療で薄毛や無毛状態の解消が可能です。
効果 デメリット コスト
内服薬(抜け毛を抑える系) 薄毛の進行を抑えます。すでに無くなってしまった毛髪の再生は難しいです。 AGA治療のため、女性は使用不可。副作用も確認されています。効果の確認に半年間の継続使用が必要。効果や副作用には個人差があります。 処方箋が必要なため医師の診察が必要です。継続費用が必要です。
内服薬(発毛を促す系) 薄毛の発毛を促します。すでに無くなってしまった毛髪の再生は難しいです。 男女ともに服用可。副作用も確認されています。効果の確認に半年間の継続使用が必要。効果や副作用には個人差があります。 処方箋が必要なため医師の診察が必要です。継続費用が必要です。
薬剤塗布の治療 医学的には、ミノキシジル含有の育毛剤のみが、効果が認められています。 副作用も確認されています。頭皮のかゆみや、循環器系の副作用が報告されています。1日2回の塗布など手間がかかります。 初期費用は比較的安価でスタートできます。継続費用が必要です。
注入治療 定期的な治療で成長因子を与えることで、毛母細胞を活性化させます。すでに無くなってしまった毛髪の再生は難しいです。 専門の医療機関でしか受けられません。発毛効果が表れるまでに3ヵ月〜半年程掛かってしまいます。 1クールはある程度まとまった費用が必要です。また、アフターフォローの継続費用が必要です。
自毛植毛 自分の毛髪の移植により、薄毛や完全に消失してしまっていても解消が可能です。移植毛後は半永久的に生え変わるため、劇的な効果があります。 外科的に毛根の移植手術を行うため、専門の医療機関でしか受けられません。また術後からダウンタイムがあります。包帯などの頭皮の保護が必要です。 手術費用は高額ですが、一度の治療で薄毛や無毛状態の解消が可能です。

※ここに紹介している治療はすべて医療行為で、医師の処方箋が必要です。

■ 投薬治療(抜け毛を抑える系)
■ 投薬治療(発毛を促す系)
■ 頭皮に直接発毛を促す薬剤塗布の治療
■ 頭皮に直接発毛を促す注入治療
■ 自分の毛根を移植する自毛植毛
これらを実際に処方される薬をピックアップして、詳しく説明します。

内服薬治療(抜け毛を抑える系)

内服薬治療(抜け毛を抑える系)

薬名:プロペシア、フィナステリド錠、ザガーロ
服用回数:1日1回
治療期間:効果が出始めてから持続させるには継続が必要
費用/月:4,000〜10,000円
服用可能なのは男性のみです。
女性や20歳未満の方肝機能障害のある方は服用できません。

プロペシアとは、一般名フィナステリドと呼ばれ米国メルク社が開発した薬です。
現在では、世界60カ国以上で承認されています。
処方箋の必要な薬で1日1回内服します。
プロペシアには、0.2mg錠と1mg錠の2種類があります。
また、プロペシアのジェネリック医薬品で、フィナステリド1mg錠があります。
ジェネリック医薬品は、期待する効果はプロペシアと同じですが、価格は安価になります。
ザガーロ0.5mgは、2015年に承認されたAGA治療薬のなかでは新しい薬です。
生え際や前頭部・頭頂部における効果は、プロペシアと比較すると強力と言われています。

内服薬治療(発毛を促す系)

内服薬治療(発毛を促す系)

薬名:ミノキシジルタブレット
服用回数:1日1回
治療期間:効果が出始めてから持続させるには継続が必要
費用/月:5,000〜10,000円
男女とも服用可能です。
20歳未満、人工透析中、心機能・腎機能障害、降圧薬服用中の旗は服用できません。

薬の名前にもなっている、ミノキシジルという有効成分が、発毛を促します。
高血圧の経口薬として用いられていました。
後に髪を育成し、脱毛症を回復させる効果が発見され使用されるようになっています。
一般には、脱毛を抑える薬が多いなかで、発毛を促すミノキシジルはAGA治療効果を高めました。
ただし、医師の判断で処方はされていますが、海外を含め日本でもAGA治療薬として未認可です。

頭皮に直接発毛を促す薬剤塗布の治療 塗り薬(外用薬)

頭皮に直接発毛を促す薬剤塗布の治療 塗り薬(外用薬)

薬名:ロゲイン、アロビックス
塗布回数:1日2回
治療期間:3ヶ月〜半年以上※効果が持続するのは使用期間のみ
費用/月:5,000〜10,000円
男女とも使用可能。20歳未満、人工透析中、心機能・腎機能障害、降圧薬服用中

ロゲインは、ジョンソンエンドジョンソンの米国子会社(マクニール社)が販売する、ミノキシジルを主成分とした発毛を促す塗り薬(外用薬)です。
内服薬の副作用などを、外用薬にすることで解消しています。
ミノキシジルの内服薬は未認可ですが、外用薬はAGA治療薬として認可されています。
おり、発毛剤として知られる大正製薬の「リアップシリーズ」などがそうです。
内服薬に比べると身体に届ける効果が下がりますが、副作用の心配も下がるのが外用薬のメリットです。

頭皮に直接発毛を促す注入治療

頭皮に直接発毛を促す注入治療

治療名:HARG(Hair Re-generative)療法、ベネブ(BENEV)
塗布回数:効果が現れるのは3回以降から
治療期間:3ヶ月〜※2〜3ヶ月おきにフォロー注入をします。中止後再び脱毛する場合もあります。
費用/月:1クール(6回)治療した場合は30万円〜90万円
男女とも使用可能。20歳未満、重篤な基礎疾患がある、注射部位に感染症及び炎症がある、過去に注入治療で異常な反応があった方は施術できません。

毛髪再生に必要なグロースファクター(細胞成長因子)が各種含まれた薬剤を毛根に直接注入します。
定期的な治療で成長因子を与えることで、毛母細胞を活性化させます。
HARG療法は、日本未認可ですが世界にて臨床試験が繰り返されている発毛率99%の信頼性の高い治療です。
ベネブは、アメリカのBENEV社が開発しました。
ベネブ社はアメリカFDA(日本の厚生労働省に相当)の認可を受けた製造業者です。
HARG療法もベネブも、1か月に1度の通院で、毛髪再生の有効成分をダイレクトに頭皮に与える治療法で、医療機関のみで施術が認められています。
注入方法は、いくつかありますが、蚊の針より細いメドジェットなどは、痛みもほとんど感じずに治療が可能です。

自分の毛根を移植する自毛植毛

自分の毛根を移植する自毛植毛

治療名:自毛植毛
回数:植毛希望範囲において1回
治療期間:2〜3カ月目から生え始めます。
費用:1回治療した場合は50万円〜150万円※範囲による。
男女とも施術可能。20歳未満、重篤な基礎疾患がある、注射部位に感染症及び炎症がある。

自毛植毛とは、自分自身の後頭部や側頭部の頭髪を採取し、薄毛の部位に移植する治療です。
後頭部から側頭部にかけての毛髪は、薄毛を誘発する男性ホルモンの影響を受けにくいため、生え続けます。
治療時は、痛みを感じないように局部麻酔でおこないます。
植毛完了後も皮膚のつっぱり感などは感じられますが、痛みはありません。
日帰り治療が可能です。
薄毛部位に移植した毛は、一旦抜け落ちてから、2〜3カ月に生え始めます。
その後、自然の毛髪と同様に、1カ月に約1センチずつ伸びます。
1年程度かけて、毛髪は通常通りに成長していきます。

監修クリニック

クリニック名 アスク井上クリニック
住所 東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 西武新宿駅前ビル6階
電話番号 0120-2323-18
診療時間 10:00 - 19:00 (受付時間)
休日
アクセス 西武新宿駅北口徒歩1分、新宿駅東口徒歩8分、新大久保徒歩8分

クリニック名 共立美容外科 新宿本院
住所 東京都渋谷区代々木2−7−7 ヒューマックス南新宿ビル2F
電話番号 0120-500-340
電話番号2 03-5354-0700
診療時間 年中無休・10:00 - 19:00
休日
アクセス JR新宿駅徒歩2分