自分でできる!
赤ら顔対策
赤ら顔を改善するポイントは、「@毛細血管の拡張を抑えること」と「A皮膚が薄くなるのを防ぐこと」の2つです。以下の方法を日常生活に取り入れて、対策しましょう。
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自律神経を整える自律神経には交感神経(緊張モード)と副交感神経(リラックスモード)がありますが、交感神経が優位な状態が続くと、毛細血管が拡張しやすくなります。規則正しく生活する、適度に運動する、リラックスする時間を設けるなどして、自律神経のバランスが整う生活を心がけましょう。
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食生活を改善する香辛料やアルコール、カフェインなどの刺激のある飲食物は、毛細血管の拡張と血流の滞りを招いてしまいます。過剰に摂取しないように気をつけましょう。喫煙もNGです。
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肌を優しくケアする肌を強くこするようなケアは、皮膚を薄くし、赤ら顔を悪化させてしまいます。顔はたっぷりの泡でやさしく洗い、化粧水や乳液などはなるべく刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。ビタミンKが配合された化粧品は、血流をスムーズにする効果が期待できるので、赤ら顔の改善におすすめです。
本格的に治療するなら
クリニックへ
クリニックでは、レーザーや光を照射して、拡張した毛細血管を破壊・縮小する治療を行っています。
■ レーザー治療
血液中の赤いヘモグロビン色素に反応するレーザーを照射して、赤ら顔の原因となっている余分な血管を破壊して赤みを目立たなくします。2〜4週間おきに1回のペースで照射しますが、回数は症状によって異なります。
■ 光治療
幅の広い波長を持つ「IPL」という優しい光を照射することで、拡張した毛細血管を縮小させ、赤みを目立たなくします。同時に、くすみ、シミ、そばかす、肝斑、小ジワ、毛穴の開きなどを改善するというメリットもあります。
まずは専門医に相談を!
赤ら顔の原因には、ご紹介した毛細血管拡張症のほかに、「酒さ(しゅさ)」「脂漏性皮膚炎」「血管腫」「色素沈着」などがあります。症状や治療法によっては、保険が適用されるケースも。赤ら顔が気になる人は、正しい治療を受けるためにも、まずは専門医に相談してみましょう。