正しい知識でオシャレを満喫!はじめてのピアス

Pick up! 2007/08/09 安易な処置がトラブルのもと! 正しい知識でオシャレを満喫!はじめてのピアス
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Pick up! 2007/08/09
~安易な処置がトラブルの元!~
正しい知識でオシャレを満喫!はじめてのピアス

レジャーや花火大会など、夏のイベントは真っ盛り! 行動がいつも以上にアクティブになる夏は、ファッションやメイクなどオシャレ度もぐーん! とアップ。今年の夏は、新しいことにチャレンジしようと思っている女性も多いのでは? まとめ髪にしたりアップにしたりと、何かと耳を出すヘアスタイルが多くなるのも夏は、耳元のオシャレにもこだわりたいところ。そこで今回は、『Be YOU(ビー・ユー)』のQ&Aにも多くの質問が寄せられているピアッシングについて。

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はじめてのピアスで押さえておきたいこと
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ファーストピアスとは?
ファッションのひとつとして男女問わず楽しんでいる人が増えているピアス。最近では、手軽に使えるピアッサーも増えてきて、自分でピアスの穴を空ける人も多くなっているのでは? しかし、同時に自己処理や知識不足によるトラブルが増えているのも現実。

ピアスを着けるためには、ピアスホールを開けることが最初に行うこと。でも、人の身体には自然治癒力が備わっているため、耳たぶに穴を開けてもそのまま放置しておくと数日で塞がってしまいます。最初に開けたホールが、ピアスを外しても塞がらないように約1カ月の期間、着けたままにするピアスをファーストピアスといいます。耳たぶの厚さや形は人によって様々。当然ファーストピアスは、自分に合ったサイズを選ぶことがポイント。また、金属アレルギーなどの体質の人もいるので、ファーストピアスの素材選びも必要。そもそも、ピアスホールを開けることは医療行為だということを忘れずに。簡単な気持ちで自分で開けたり友達同士で開けたりするのは後悔の元。ファーストピアスだからこそ、ピアッシングを施術しているクリニックで適切な施術を行いたいものです。


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バランスとアフターケアが大事!
意外と見落としやすいのが、バランス。
左右のバランスはもちろん、耳たぶの端からどのくらいの距離にホールを開けるか? というのも忘れてはいけないポイント。…というのも、あまりにも端過ぎる位置にホールを開けると、ちょっとしたことで耳たぶが裂けてしまうことがあるため。特に、重みのあるリング状のピアスなどは重力で開けたホールを引っ張っている状態。知らず知らずのうちに、ホールが縦方向に伸びブチッ! と切れてしまったら、クリニックで縫ってもらわなければイケマセン。
また、将来的に複数のピアスを付けたいと思っている場合、個々のピアスホールの位置バランスが悪いとせっかくのピアスがキレイに見えなくなってしまいます。ピアスホールの感覚が一定の距離を保っているか? 直線状に並んでいるか? など、自分で鏡を見るだけでは判断できないことも多いのです。

もうひとつ見落としがちになるのがアフターケア。どんなに小さなものでも、身体に針を通して穴を開けるということは、万全なケアが必須条件。患部の消毒と洗浄で清潔にしておくことと、通気を良くしておくことが大事。消毒といっても、何でもいいわけではなく、デリケートな耳たぶに適した消毒液を使いましょう。「夏のピアッシングはしない方がいい」と言われているのは、強い紫外線で炎症が起きたり、汗などでとかく不衛生になりがちだからというだけのこと。正しいケアができていれば基本的には問題ありません。


知っておきたいピアスに関するアレコレ

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ファーストピアスだからこそ慎重に!
■ファーストピアスは再装着してはいけない
ファーストピアスは、ピアスホールを開けるために先端が尖っています。勝手に再装着することで、ピアスホールを傷付け、雑菌などが入り炎症や化膿などトラブルの原因に。ファーストピアスを外す時は、穴の完治具合を確認したうえで慎重に行なう必要があります。ファーストピアスは穴を固定させる目的なのできつくて外れにくいことも。無理矢理自分で外そうとしないで、セカンドピアスを持って穴を開けてもらったクリニックではずしてもらうのが確実です。

■ボディピアスも可能なの?
感染や変形などトラブルの元になることから、へそピアスをはじめとするボディピアスを行っているクリニックは限られています。また、耳でも軟骨がある部分(ヘリックスやトラガスなど)は血流が悪くトラブルが起きやすいだけでなく、偏頭痛の原因になるとも言われているので、耳たぶ以外のハイピアッシングを行っているクリニックも限られています。施したい部位によっては、クリニックに問い合わせをしてみましょう。

■未成年でも大丈夫?
未成年の場合は、保護者同伴での来院か、保護者の承諾書が必要です。当日、保護者の方と電話連絡がつくように準備が必要だったりと、クリニックによって異なります。事前に確認してみることをオススメします。