運気を変える！自分を変える！開運ピアスのすすめ

体の一部に穴を開けて、金属や動物の骨などを飾る……ピアッシングはとても古い歴史を持つ装飾の技術です。 主に魔よけとしての意味があったようですが、知恵を得るためのおまじないとして、ピアスをつけたという人たちもいました。 古代エジプト、ギリシアは言うに及ばず、中国や新大陸でも、ピアスはたくさん出土しています。

ピアスをしている歴史上の有名人といえば、なんといっても、お釈迦さまです。 シャカ族の王子であった釈迦は、豪奢な耳飾をしていました。 身分を捨てて出家するとき、耳飾が重たいためにピアスホールも大きくなって、耳たぶが垂れ下がっていたとか。 奈良や鎌倉の大仏の耳にも、ちゃんとピアスホールがあります。
このピアスホールは耳朶環（じだかん）といい、智恵や人々の声を聞く慈愛を表すようになりました。

日本でも古墳時代にはすでに繊細な細工の黄金のピアスが作られていました。 そのデザインはとても美しく、現代の私たちが身につけてもなんら遜色のないできばえです。

しかし、飛鳥・奈良時代以降、日本では装身具のありかた自体が、他の地域と大きく変わっていきます。 ピアスはおろか、腕輪や指輪のような「直接肌につける装飾品」が廃れていきました。 キリシタンと呼ばれる人たちがロザリオのネックレスをしたことも、かなり奇異なこととしてとらえられたようです。

明治時代になり、洋装が取り入れられるようになって、ようやく日本人もアクセサリーを身につけるようになってきました。

独自の装身具文化を築いてきた日本人にとって、ピアスは「忘れていた装飾法」といえるでしょう。 美しい和の文化の上に、忘れていた古代の装飾を重ねたら、もっとステキな文化が生まれるに違いありません。

ピアスには、古来「魔よけ」「身分の証明」「自然の力を身につける」などの意味があり、これはどの文化でもほとんど共通です。
現代では、ピアスをつける第一の意味は装飾のためですが、オシャレ心にプラスして、 いにしえの時代の祈りをこめてみるのも、楽しいのではないでしょうか。

ここでは、星占いによる開運法をご紹介しましょう。
星占いでは、宝石や金属、飾りの形、また、人体の部位などが、12の星座に割り当てられています。
これを利用して、生まれ星座別にラッキーなピアスの楽しみ方をまとめてみました。 どんな宝石をつけるか、どんな形のピアスがよいか、色は……などなど、細かくお話しします。

下の中から、あなたの生まれ星座を選んでクリックしてください。
きれいとハッピーの両方を手に入れましょう。

運を開くはずのピアスなのにトラブルが起きては元も子もありません。 また、はじめてのピアスには、不安もつきもの。

安心・安全にピアスをあけるには、やはりしっかりとした医療機関でのピアッシングがおすすめです。

ピアッシングは小さくても身体にハリを貫通させて穴を開ける行為です。 ですから、痛み、出血、感染など、いろいろなリスクを考えなければなりません。
クリニックでのピアッシングなら医療用ピアスを使って専用の器具で行いますので、感染の恐れもなく、痛みも出血もなく一瞬で終わります。

また、自分でピアスホールを開けた結果、化膿したり、切れてしまったり、 しこりができてしまったなどのトラブルに見舞われるケースも少なくありません。

術後のケアもしっかりと指導してくれるクリニックを選んで、きれいなピアスライフをめざしましょう。

医療機関でのピアスには費用もかかりますが、トラブルになってからかけこむのでは遅すぎます。 アレルギーや皮膚の状態、身体全体の健康状態を相談したうえでのピアッシングなら、あなたの安心感もさらに高まるはずです。

ピアスを開けたら、すぐにオシャレを楽しんだり、運気アップのピアスをつけてみたいのは人情ですが、 安全のためには、最初にきちんとしたピアスホールを作らなればなりません。

ピアスホールは開けただけでは、まだ単なる傷口の状態。ピアスをはずすと、傷がふさがってしまいます。 そのために、ピアスホールを開けてから数十日間は「ファーストピアス」をつけっぱなしにします。

まだ傷口も十分ふさがっていない状態ですから、感染やアレルギーには特に慎重になりたいところ。 アレルギー対策を十分に考えた、自分にあったサイズのファーストピアスで、大事なときをしっかりと乗り切ってください。