炭酸ガスレーザーの用語説明

施術・機械などの美容用語

炭酸ガスレーザー

良性腫瘍(取り物)に・・・ホクロ/イボ/脂漏性角化症 医療用で最も広く利用されているレーザーです。発光に用いられる物質が炭酸ガスであるため、炭酸ガスレーザー(スキャナー機能付き)と呼ばれています。波長が長く、皮膚の表面に作用するため、切開などを目的として使用されます。そのためホクロやイボ(アクロコルドン)、脂漏性角化症など皮膚表層の病変の切除に最適です。 イボやホクロなどの良性腫瘍は、表面にボコっと出っ張っている状態ですが、その根は奥深くあります。 イボは、細菌が皮膚の基底層に入り込むなどのトラブルにより、皮膚表面が盛り上がっている状態です。 ホクロはメラニン色素が作り出すメラノサイトや、それが変化した母斑細胞といった色素細胞が基底層から真皮の間に増殖してできます。 どちらもレーザーの波長を異常のある箇所まで入り込ませ、破壊することで症状を改善していきます。その結果、処置後には皮膚内部が熱を持ち、皮膚表面で火傷を起こしてしまいます。しかしこれは一時的なもので、しっかりとしたアフターケアを行うことで改善されます。

解説クリニック: ティアラクリニック 越谷院