偏頭痛の用語説明

頭に痛みを感じた時、あなたはどうしていますか？　日本人の人口の約30%にあたる、およそ3000万人の方が慢性的な頭痛で悩んでいます。当院では頭痛・肩こり専門外来を開設しています。慢性頭痛は体へストレスを与え、脳の老化を早めます。ストレスを感じる時、悪玉ステロイドが分泌され、脳細胞の代謝と発育を妨げます。脳内神経伝達物質のバランスを整え、ボトックスによる治療は大変有効な治療方法です。頭痛は主に３種類に分かれています。偏頭痛：月に1〜2回、多い時は週2〜3回のペースで発作的に強い頭痛が起き、痛みは数時間〜3日ほど続く。20〜40代の女性に極めて多いとされる。痛みは脈打つような痛みです。群発頭痛：年に1〜2回、1〜2ヶ月にわたって毎日のように激しい頭痛が繰り返し起きる。その起こり方が群発地震に似ており、この病名の由来とされる。20〜30代の男性に多い。主に睡眠中の明け方に起こり、アルコール類を飲むと痛みが増す。緊張型頭痛：毎日のように起こる。痛みはそれほど強くなく、仕事や日常生活に支障を来すほどではない。男女差は殆どないが、女性に多いとされる。精神的・身体的ストレスが引き金となります。